Azureの事始め

MS Azureの初心者から中級者に上がるあたりのエンジニアとして、いくつか忘備録を残しておく。

 

第一に、Azure資格試験は1日講習に参加して無料で受験すべし。

MSは大変親切にも1−2日間のオンライン講座を無料で提供している。この無料講座を受けると、基礎レベル(Foundamentals)の試験(AZ-900など)の受験資格を無料で提供してくれる。

この無料講座は申し込んでも会社に通知がいかないため、特に身構えることなく受講できる。

受験するかしないか、自分に役に立つか立たないかを決めるためにも、まずは受講してみるスタンスで良いと思う。

 

次に、Azureのドキュメントを完全に理解しようと思わない方が良い。

MSだからなのか、Learnの教材は非常にわかりづらい。AWSの初心者用講座のわかりやすさとはまさに雲泥の差がある。(というか、AWSドキュメンテーションや動画作りがとても上手い。)

あくまでも試験対策ならばUdemyを受講した方が明らかに理解が進むし、技術を深掘りしたい時は先駆者の実装例などを見に行った方が良い。先日リリース直後の(=先駆者がいない時期)ChatGPTのリソースを読みに行ったが、リファレンスの不親切さに笑うしかなかった。

 

最後に、当然ではあるが手を動かすとを優先した方が良い。

実際にリソースを作ってみたり、Portalからメトリクスを見てみたり。後々使うからとCLIから始めて挫折し、学習した時間そのものを捨てるよりはPortalなどまずは触れるところから触っていく方が良い。

先駆者たちは後学のために親切心からCLIなどの使用を勧めてくるが、彼らはサイクルの早いITの世界で生きてきた猛者たちである。Portalからできることは限られているし、却って手間もかかることはわかる。しかし、それはある程度使いこなしてからのお話であって、入門する段階ではPortalすら底の見えない沼であろう。逆に、歯痒さを覚えたり不満がで始めたのならば、それは成長したことの何よりの証拠であろう。

 

ただのポエムになってしまったが、メモ書きは以上。